Uncategorized

青は「進め」ではなく、「安全なら進んでもいい」を再認識

アメリカ合衆国フロリダ州に移住して、アメリカでの運転免許証を取得して数ヶ月が経ち、生活にも、運転にも少しずつ慣れてきた頃の出来事した。

乗っていたのはHondaのCivic sedan(シビックセダン)で、アメリカでも一般的な車です。

当時住んでいたフロリダ州マイアミで午後3時頃、買い物に向かう道の交差点の赤信号で、先頭で信号が青に変わるのを待っていました。
今回の事故の私自身側の背景として、マイアミにはキューバなどからの不法移民も含め、移民が多く、運転の技術やマナー、知識にバラつきがあることは認識していました。
せっかちな人が多く、とにかく信号が青に変わった瞬間に車を発進させないと、後ろからクラクションをすぐ鳴らしてくるような人が沢山いて、実際にそのような経験をしたこともありました。
そして今回の事故は、信号が青に変わると同時に私が交差点に進入した時のことでした。
赤信号を完全に無視した黒色のセダンが右側から速度を落とすことなく私が運転する車に突っ込んできました。
その衝撃で車の右側のドアは大きく破損、押し潰され、そして横転しました。
その時私は感じたことのない圧のようなものを感じ、咄嗟に死ぬのだと思いました。

かなりの速度、おそらく時速60kmほどで衝突されましたが、
右側からだったため、左側の運転席にいた私は大きな出血などは幸いありませんでした。
助手席は衝突の衝撃で完全に押し潰されたため、もしその時助手席に同乗者がいたらその同乗者は間違いなく命を落としていたことでしょう。加害者が生存しているかどうかは知りませんが、本当に無責任な運転手でした。

私が運転していた車は横転しましたが、周りにいた人がすぐに駆け寄ってくれ、救急車を呼んでくれたこともあり車からはすぐに脱出できました。

ケガの程度としては首のむち打ち、腰椎捻挫で腰痛が続き、整形外科・整骨院での治療を週2回、約半年間続けました。

主に整骨院で電気療法や指圧による治療を続けたことで、現在では基本的には問題なく生活ができています。古河市の交通事故治療で有名なツバキさんに通いました。

乗っていた車は廃車になり、裁判で慰謝料も受け取りましたが、改めて自分の運転にも気をつけようと思うようになりました。

自分自身は日本での運転経験もあり、ゴールド免許を持っていて、安全な運転をしていると自負していましたが、マイアミでの運転経験から、「早く発進しないと周りからクラクションを鳴らされる」というプレッシャーにより、青信号で自分に非はなかったとはいえ、「周りを見て安全確認してから交差点に進入する」という基本を忘れてしまっていました。
その事故以来、信号が青に変わっても左右を確認してから交差点に進入するようになりました。
また、自分に非がなかったとしても、事故に巻き込まれたら損をするのは自分という意識を持つことで、周りにも配慮した運転をするよう心がけるようになりました。